日本の伝統的な米酢とは

米酢はお酢の代表とも言えるお酢のひとつ。適度な酸味がお酢独特の美味しさと特徴を兼ね備えています。

 

米を原料にして作られたこの米酢は、私達日本人の食事メニューに最も合うと言われており、さまざまな活用方法が可能ながら、主に和食を中心に使用されることが多いように思います。お米の自然な甘味が感じられるこの米酢の魅力とは。

 

米酢とは・米酢の特徴

 

米酢

 

米酢は米を原料に作られたお酢のことです。私達が普段使用している酢を食酢と言い、食酢は醸造酢合成酢に分けられます。

 

  • 醸造酢・・・穀類、果実、野菜、その他の農産物若しくははちみつを原料としたもろみ又はこれにアルコールや砂糖類を加えたものを酢酸発酵させた液体調味料であって、かつ、氷酢酸又は酢酸を使用していないもの。またはアルコール又はこれに穀類を糖化させたもの、果実、野菜、その他の農産物若しくははちみつを加えたものを酢酸発酵させた液体調味料であって、かつ、氷酢酸又は酢酸を使用していないもの
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  • 合成酢・・・氷酢酸又は酢酸の希釈液に、砂糖類、酸味料、調味料(アミノ酸等)、食塩等を加えた液体調味料であって、かつ、不揮発酸、全糖又は全窒素の含有率が、それぞれ1.0%、10.0%又は0.2%未満のもの

 

醸造酢はさらに穀物酢果実酢に分けられています。

 

  • 醸造酢・・・醸造酢のうち、原材料として1種又は2種以上の穀類を使用したもので、その使用総量が醸造酢1Lにつき40g以上であるもの
  • 果実酢・・・醸造酢のうち、原材料として1種又は2種以上の果実を使用したもので、その使用総量が醸造酢1Lにつき果実の搾汁として300g以上であるもの

 

米酢は醸造酢に分類されており、このような定義が定められています。

米酢・・・ 穀物酢のうち、米の使用量が穀物酢1Lにつき40g以上のもの(米黒酢を除く)

 

米酢には米酢と呼ばれるものと純米酢と呼ばれるものがあります。米酢は製造する過程において、醸造のためのアルコールを加え発酵させたものが多いのに対し、純米酢はアルコールは加えず、米のみで作られたもの。そのため、純米酢の方が多くの米を使用し作られています。

 

味にも違いが現れており、純米酢の方が味がまろやかできつい酸味が少ないと言われています。米酢は旨味やコクが多く、適度な酸味のあるしっかりとしたお酢という印象。そのため、和食にとても合うと言われているお酢です。

 

  • 手に入れやすさ★★★★★
  • 低価格★★★★★
  • 飲みやすさ(酸味)★☆☆☆☆
  • 味・・・すっきりさっぱりとした酸味
  • おすすめの摂り方・・・煮物や酢の物や寿司

 

米酢の効果や働き

 

米酢にはさまざまな栄養成分が豊富に含まれています。その栄養成分の働きにより、多くの健康効果を得ることが出来ます。米酢の健康効果にはこのようなものがあります。

疲労回復効果・高血圧予防改善効果・ガン予防効果・尿酸値改善効果・コレステロール中性脂肪値安定効果

 

お酢には共通してある疲労回復効果の加え、米酢には高血圧予防効果があります。米酢の主成分である酢酸は、体内に入ると血管拡張成分を分泌させる働きがあります。血管が拡張されると、血液の流れが良くなり血圧が低下するという仕組みです。

 

またガンの中でも大腸ガンの危険性を低下させる効果、コレステロール値を減少させる効果にも長けています。

 

そして尿酸値の低下に働きかける効果もあります。尿酸は痛風の原因となる物質です。痛風は尿酸が関節の中にとどまりかたまることで、強烈な関節痛を引き起こす病気のこと。痛風はプリン体が多く含まれる食品を過剰に摂取することが原因で起ってしまいます。米酢は、尿酸を体外へと排出する働きがあるため、尿酸値をコントロールする効果があると言われています。

 

どんな人におすすめ?

 

米酢は米を原料にしたお酢。純米酢は米のみを使用したお酢のため、原料である米の風味が特に強いと言われています。そのため、和食にとても良く合います。

 

和食が好きな人は、米酢を毎日のメニューに組み込むことをおすすめします。通常の米酢より、純米酢の方がまろやかでコクがあると言われていますが、日本で最も古い酢を言われているだけあって、一番酢らしいお酢だと言えるでしょう。

 

そのため、お酢が苦手な人にはあまり向いていないかもしれません。さっぱりとしたシンプルな酸味が好きな人に向いているお酢。

 

相性の良い食品や成分

 

米酢と相性の良い食品といえば、和食などや生ものなどととても合うと言われています。おすすめの食べ方と言えば酢の物や寿司飯、煮物など。

 

キュウリやタコ、ワカメなどの酢の物に使われる食材は生ものの場合が多くあります。お酢には抗菌作用もあるため、防腐剤代わりにもなり鮮度を保ってくれます。

 

和食

 

また、お酢の酸味が苦手な人は煮物などに使用するのがおすすめです。熱を加えることでお酢の酸味が弱くなり食べやすくなるだけでなく、煮物の素材を柔らかくしてくれます。

 

和食にとても合うお酢である米酢ですが、その一方で洋食にはあまり合わないという点も。調理に使用する際は、その使い方が気になるお酢のひとつです。少し使い方の難しい米酢ですが、使い方を間違わなければ大丈夫。

 

果汁ととても合うため、お好きな果汁と混ぜればサワードリンクにも活用出来ます。酸味が苦手な人はオリゴ糖や黒糖で甘味をプラスすれば飲みやすくなります。

 


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